ステーキにしても美味しい?!カイノミとはどこにあるの?
カイノミは、内バラにあります。内バラの中でも、ヒレに近い部分、場所としては、脇腹の後ろ側にあります。
内バラはブロック肉ですので、裏表があり、カイノミは、内バラの裏面、つまりは内臓側についている部位です。
カイノミは、貝の身のように、お肉とお肉の間に挟まれています。
また、貝のような形をしているため、カイノミと呼ばれています。
ステーキにしても美味しい?!カイノミの肉質とは?
カイノミは、内バラの中でも、横隔膜、ハラミに近い場所にある部位です。
そのため、カイノミはどこかハラミと肉質が似ています。
内ばらの内臓側のお肉であるため、筋張っておらず、柔らかい赤身肉で、和牛でランクが上のお肉ですと、サシがはいりながらも、さっぱりとした脂のうまみと、赤身のおいしさを楽しむことができる部位です。
カイノミは牛の中でも肉量がわずかしか取れないため、希少性の高い部位になっています。
ステーキにしても美味しい?!カイノミの焼き方とは? 焼き肉編!
表面はカリっと、中はジューシーなミディアムレアに焼いていきます。
片面を20秒焼き、焼き目を付けます。表面に汗をかいたら、裏返してください。
裏返したら15秒焼き、弱火へ移し、お肉を休ませませ、余熱で中まで火を通します。
ステーキにしても美味しい?!ウチバラからカイノミを取る方法とは?
内バラを裏側、つまりは、内臓側を表にして置きます。
ウチバラには、肋骨が入っている部分と、そうではないの部分があります。
カイノミは、お肉とお肉の間に挟まれるように、そうではない部分に入っています。
上には膜が張ってあるため、先端にナイフを入れ、剥がしていきます。
そしてカイノミの上にある薄いお肉の部位も剥がしてゆきます。簡単に取れます。
カイノミの上には脂が入っているため、よけな脂を落とします。
すると、貝のような形をしたお肉が見えます。
形に沿ってナイフと入れ、カイノミを取り出します。
ステーキにしても美味しい?!カイノミの焼肉整形の方法とは?
カイノミの表面には薄い膜があり、また、縦に青光りした白っぽい薄いスジも入っています。
カイノミの表面を線維に合わせて滑らすようにナイフを入れ、スジを引いていきます。
カットする場合は、線維に対して垂直いナイフを入れ、食べやすい大きさにカットします。
カイノミのカットは線維がはっきりしているのでとても分かりやすいです。
まとめ
カイノミは柔らかい部位ですので、焼き肉として食べると抜群に美味しい部位です。
霜降りが入りやすい部位ですので、焼いたときの脂の甘い香りがたまりません。
最近では、カイノミをステーキ肉にし、カイノミステーキとして提供しているところもあるようです。
希少部位であるカイノミをステーキカットして食べるって、ちょっと贅沢ですよね!
上質な霜降り肉化のみをぜひお楽しみください!
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