アキレスってどこの部位?
牛のアキレス健です。白くて太く、ぬるぬるした粘液で包まれています。
感触はコリコリとしています。
関西ではよくおでんの具材として使用されます。
アキレスの下処理の仕方
スジ肉と比べるとあまり臭み、脂のないアキレスですので、それほどしっかりする必要はありませんが、柔らかく、おいしくという部分では同じです。
ゆでる
鍋にお湯を沸かし、アキレスを入れます。この間あくが出ますので、取っていきます。
5分ほど煮込んだら、取り出し水洗いします。
脂や、ぬめりを水でざっと流します。ここで一回ゆでておくことで、次のゆでる工程で出るあくを抑えることができます。
下茹でをする
先ほど使った鍋をざっと洗い、新たに水を張り、アキレスをいれ火にかけます。
あくを取りながら1時間ゆでていきます。
ゆでたら、好みの料理へ使います。
アキレスの美味しい食べ方
おでん
スジ肉とおなじように、おでんの具材として使用することが多いアキレス。
スジ肉のように臭みや、脂がほとんどなくあっさりとしています。
コラーゲンが豊富で、出し汁もよく吸うため、トロトロにして食べると美味しくいただけます。
煮込み
スジ肉、アキレスを食べやすい大きさにカットし、醤油、ダシなどと一緒に煮込んでいきます。
5時間ほど煮込むと、スジ肉、アキレスとともにトロトロになり最高においしくなります。
まとめ
アキレスは固い部位ですので、焼いて食べるよりも、煮て食べるのが一般的です。
またコラーゲンも豊富で、だし汁を吸いやすいため、おでん、煮込みなどに使用すると、触感、味ともに楽しめます。
煮込めば煮込むほど柔らかくなり、トロトロになります。そして最後は串からほどけるほど柔らかくなります。
味はあまりなく、食感が楽しめる部位です。
九州などでは、アキレスはスーパーなどで売られているほど一般的な具材のようですが、その他の地域では、なかなか見ない部位なのではないでしょうか。
今は冷凍技術なども発達し、ネットで購入できるものもあるようです。
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