ブランド霜降り和牛【神戸牛】の定義・特徴・違いを徹底解説!世界一厳格といわれるその定義とは?

神戸牛 日本三大和牛 最高の霜降り和牛肉

日本三大和牛、神戸牛、松坂牛、米沢牛に数えられる、日本トップブランドのお肉ですが、神戸牛とはなんななのかを知る人は少ないと思います。

実際神戸牛とはどういった牛なのでしょうか?

生きている神戸牛はいない 日本三大和牛 最高の霜降り和牛肉

神戸牛とは、出荷の際に神戸肉流通推進協議会がその生育環境、血統、肉質などにおいて厳しい基準を満たした但馬牛に対して与える称号のことを言います。

但馬牛とは 日本三大和牛 最高の霜降り和牛肉

さて、神戸牛のところで、但馬牛という言葉が出てきました。では、この但馬牛とは何なのでしょうか?

但馬牛の中で伝説的、種雄牛として知られるのが「安平」です。別の項に書いていますので読んでみてください。

美味しい霜降り和牛肉の作り方!ブランド牛の違いとは!鳥肌!伝説の種雄牛 安平! 

また、あまりにも上物率が高いため、取引が制限された「安福久」もこの系統です。

地方によっては、田尻系と呼びます。

また、田尻系を追ってゆくと、中土井へとたどり着きます。

現代では、但馬牛と名乗るには条件があります。

江戸時代から現在に至るまで純血の血統を守り続けている兵庫県産の牛を神戸肉流通促進協議会の指定登録生産者が兵庫県内で肥育し、兵庫県内の食肉センターに出荷した、生後28カ月齢以上から60カ月齢以下の歩留まり等級が「A」または「B」等級である牛肉が但馬牛と呼ぶことができます。

簡単に書いてますが、この条件は作る農家としてはとても厳しい条件です。

世界一厳格な基準 日本三大和牛 最高の霜降り和牛肉

但馬牛のことがわかりましたが、上の条件はあくまで「但馬牛」を名乗る基準です。

これだけでも基準が高いと思うのですが、神戸牛と名乗るにはさらに厳しい基準をクリアしなくてはいけません。

日本三大和牛として呼ばれる、神戸牛、松坂牛、米沢牛の中でも、一番厳しい審査基準を設けており、2009年アメリカのメディアにも、海外のメディアにも世界で最も高価な9種類のも食べ物として神戸牛が取り上げられていました。

では、その厳格な基準を見ていきましょう

但馬牛であること

代々厳格に管理されている但馬牛であることが神戸牛であることの前提です

未経産または去勢

雌牛ならばお産の経験がない牛、雄牛ならば睾丸を除去した牛であること

歩留まり等級がA・B等級

一頭の牛から食肉として利用できる割合を基準化した歩留まり等級がA・B以上であること

肉質等級4以上

霜降りの度合い、色、筋線維の細やかさ、脂質などの評価基準(1~5)を4以上でクリアしていること

認定された生産者

認定された肥育業者によって育てられた牛であること

純兵庫県産

生まれ、育ち、出荷まですべてが兵庫県で行われた牛であること

BMS値No,6以上

霜降りのランクを12段階に分けた時(BMS値)にNo6~No12に選別されるもの。

枝肉の重量規定

雌牛270Kg~499.9Kg、去勢牛300Kg~499.9Kgであること

まとめ

これだけ厳しい基準をクリアしている牛肉ですので、美味しいお肉であることは間違いありません。

また神戸牛の名は日本だけにとどまらず、海外でも高い評価を得ています

長年の伝統と血統を守り続けてきた最高級牛肉神戸牛。

そのほどけるような柔らかな肉質と、香る上質な甘い脂の香り。

極上の、贅沢なひと時をお愉しみください。

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