高血圧の人は牛肉を控えた方がよい
高血圧の人は牛肉を控えた方が良いといわれますが、実はそんなことないのです。
むしろ牛肉を取ったほうが良いのです。
知っていましたか?
美味しい牛肉を食べて 高血圧解消
高血圧とは
高血圧という言葉をよく聞きますが、どういった症状なのでしょうか?
高血圧とは、安静状態での血圧が慢性的に正常値よりも高い状態を言います。
ですので、ちょっとしたこと(体を動かす、寒さを感じる)で上昇する血圧を高血圧とは言いません。
高血圧になると、血管に常に負担がかかるため、血管の内壁が傷ついたり、柔軟性がなくなって固くなったり、動脈硬化をおこしやすくなります。
高血圧の恐ろしさ 高血圧を放置すると
高血圧の状態を放置しておくと、動脈硬化を促進し、脳卒中や、心筋梗塞、あるいは慢性腎臓病などの重大な病気につながっていきます。
脳卒中 高血圧を放置すると
高血圧によって最もリスクが高くなるのが脳卒中だといわれています。
収縮期血圧(最高血圧)が10mmHg上昇すると、脳卒中のリスクが男性で約20%、女性で約15%高くなります。
脳卒中は命が助かっても運動障害や、言語障害が残りやすく、長期のリハビリが必要となることも少なくありません。
牛肉で高血圧を解消する!
こう提唱するのは、財団法人日本食肉消費総合センターです。
マウスを使った実験で、高塩分の餌と、動物性たんぱく質を与えて育てたマウスは、10%程度しか脳卒中にならなかった例を挙げています。
逆に、高塩分の餌のみを与えて育てたマウスは短期間で重度の高血圧となり、100%脳卒中で死んでいます。
この例を挙げると、牛肉は積極的に取り入れた方が、高血圧の原因となる塩分を抑えることができることがわかります。
ただ、牛肉でも、蛋白質の多い、ヒレや、もも肉をりましょう。
良質のたんぱく源で血管を丈夫にし、体にたまった、余分なナトリウムを排除してくれます。
牛肉で高血圧を解消する タウリン
牛肉にはタウリンが含まれています。タウリンは、交感神経の働きを抑え、腎臓の働きを促進して、血圧を正常に保つ働きがあります。
タウリンは、牡蠣や、牛タンなどに多く含まれれていますが、牛肉の場合、蛋白質に含まれる、アミノ酸の1つである、システインからも体内で合成することができます。
つまり、良質なタンパク質であるお肉を食べることにより、タウリンと、システインを同時に摂取でき、高血圧の予防効果が期待できるのです。
まとめ
高血圧の人にお肉はタブー、そんな印象を持っている人は多いはずです。
しかし実際は、高タンパク質であるお肉は余分なナトリウムを輩出し、タウリン、システインにより、血圧を正常に保つ効果があるのです。
味付けに塩分などを付けがちですが、そこは注意して、お肉を積極的にとり、高血圧予防をしましょう。
高血圧に最適な、赤身のヒレ、モモ肉。さらっと食べれる牛タンをぜひどうぞ。
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