牛肉にも含まれる 亜鉛 学習能力が上がる?
和牛のモモ、赤身肉などの含まれる亜鉛ですが、近年いろいろな働きをしていることがわかってきました。
一つの働きとして学習能力があがる、ともいわれています。
そんな亜鉛ですが、いったいどんな働きをしているのか見ていきましょう。
牛肉にも含まれる 亜鉛 酵素の働きを活性化させる
亜鉛は100種類以上の酵素に含まれる必須元素で、タンパク質や、糖質、脂質の代謝に関与します。
体内で新しい細胞を作るためには、遺伝子の情報を伝達したり、タンパク質を合成したりする必要がありますが、この作用を進めるのが、亜鉛が成分となっている酵素です。
亜鉛が不足すると細胞の生成が滞り、皮膚や骨格の発育、維持が遅れます。特に成長期の子供の場合は、発育の遅れが顕著に現れます。
牛肉にも含まれる 亜鉛 性ホルモンにも!
亜鉛が不足すると、性ホルモンをはじめとするホルモンの活性にも影響を与えたり、傷の回復が遅れたり、脱毛や、爪に白い斑点ができるなど、様々な器官に影響が出ます。
亜鉛は生殖機能とも関連が強く、女性ホルモンの分泌を活性化させ、精子の形成に必要とされるのは有名なところです。
牛肉にも含まれる 亜鉛 脳の機能にも!
最近では、亜鉛が脳の機能を活性化させ、学習能力の向上に効果があるということで注目されています。
これは亜鉛にはBDNFという成分を分泌する働きがあり、それが脳のシナプスや、神経回路の発達スピードを上げてくれ
るからだといわれています。
牛肉にも含まれる 亜鉛 不足すると・・・
亜鉛は肉類、魚介類、穀類、に多く含まれますので、日本人の場合は、普通の食生活をしていれば、不足することはありません。
ただ、植物性のものに偏った食生活や、インスタント食品ばかりの食事を続けていると、亜鉛不足を招くこともあります。
加工食品に品質改善剤として使われている成分にも、亜鉛を体内から排出してしまう働きがありますから、取りすぎは避けましょう。
またアルコールをたくさん飲むと亜鉛の消費が増大します。亜鉛不足になりますから、アルコールもほどほどにしましょう。
まとめ
亜鉛は多くの酵素のもととなっている成分です。体全体にかかわるものですから、非常に大切な成分です。
それにも関わらず、近年ダイエットによる亜鉛不足が報告されています。
過剰な食事制限などにより、亜鉛が不足し、味覚障害などの症状を訴える方も多くみられます。
ダイエットに食事制限は大切ですが、やりすぎは禁物。
健康的なダイエットのほうがみんなよろこびますよね。
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