しんたまの場所
しんたまは、もも(トックリ)の一部です。
しんたまの一部は、イチボ、外モモとつながっています。
しんたまは、ともさんかく、かぶり、かめのこ、しんしん、に分割することができます。
しんたまの肉質
しんたまは、ともさんかく、かぶり、かめのこ、しんしんに分割することができます。
それぞれ肉質が異なります。
また、しんたまはスライス整形し、スライスし、すき焼き、しゃぶしゃぶとしても使用されます。
モモ肉ですので、そこまで柔らかいお肉ではありませんが、さっぱりとした味が人気の部位です。
しんたまの焼き方
各部位を参照してください。
しんたまの取り方 トックリからしんたまをとる
トックリ(モモの塊にく)がまな板においてある状態とします。
外モモと、しんたまの「まる」の部分が脂で繋がっています。その脂にナイフを入れていきます。
ある程度ナイフを入れ開いたら、「まる」のお尻の部分についている大きなスジを手で持ち上げ、外モモとしんたまの間にナイフを入れ、切り離します。
イチボと「ともさんかく」は脂でつながっています。その脂にナイフを入れ、イチボと切り離します。
そとももと、しんたまを切り離した切り口と、ともさんかくの切り口を繋げ、しんたまを取り出します。
しんたまのむき方
スライス整形
ともさんかくと、まる、にわける
ともさんかく、とまるは粘膜と脂でつながっています。そのつながりは手でともさんかくを持てば、一部取れてしまうほど緩いです。
ですので、ともさんかくの先端部分と手で持つとはがれてくるので、軽くナイフで粘膜を切りながら取っていきます。
まるの整形
まるは、大腿骨をつかむ様にあります。そのため、大腿骨との接続部分が、半円の溝として入っています。
そこには骨肌が残っていますので、表面を削ります。その周りには青白い厚いスジが多くありますので、それを引いていきます。
また、まるの友スネ側には太い健がありますので垂直にナイフを入れ切り落とします。
焼肉整形
かぶりをとる
スライス整形と同じように、ともさんかくと、まる、へ分割します。
大腿骨との接続部分のあるお肉と、下のお肉が分割できます。
まるの側面を見ていくと、肉の目、つまりは筋繊維の流れる方向が異なる場所があります。
そこは粘膜つ付いているので、指を入れるとはがれます。そのはがれたところから、ナイフを入れ、しんしんのスジに沿って開いていきます。
開いていくと、かめのこ、がありますので、今度はそのお肉に沿って開いていきます。
これでかぶりがとれます。
しんしん、かめのこを分ける
ラグビーボールのような形をしたしんしん、亀の甲羅のような形をしたかかめのこ。
その間には、太いスジが入っています。
ラグビーボールのように先端のとがった部分を見ると(亀のことつながっているのでわかりずらいですが)太いスジが見えます。
そこからナイフを入れまず。スジはかめのこ側につけます。スジに沿ってナイフを滑らせ、開いていきます。
最後のほうはスジが薄く間違いやすいのできおつけます。
まとめ
全体的に赤身が多くたんぱくで濃厚な、脂のさっぱりしたお肉を楽しむことができる部位です。
モモ肉ですので、そこまで柔らかい肉ではありません。
ただ、しんしんなどは、生食が許されていた時は生で食べていた部分ですので、美味しくいただけます。
まるをそのままスライスすると、すき焼き肉や、しゃぶしゃぶも、いろんな部位のうま味、あまみを一度に楽しめぜいたくな部位です。
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