ハツってどこの部位?
ハツは、牛の心臓の部分です。
名前の由来は英語の「ハート」が変化し「ハツ」とも言われています。
ハツの下処理の仕方
処理しやすいように分割する
ハツは、牛の心臓です。大きさは全然違いますが、形は人間のものと似たようなものです。
形が複雑で、そのままの形でナイフを入れ処理するのは難しいため、縦に3分割し、処理してゆきます。
分割の際、骨のように固い部分があるので、そこは避けて、垂直にナイフを入れカットしてゆきます。
処理する
ハツの中には、骨のように固くナイフが通らない場所があります(大動脈などが通る上の部分)
その部分は形をなぞるようにナイフを入れ取り除きます。
ハツの内側には白い膜が張っています。これは食べれませんので、ナイフを入れ取り除いていきます。
また、ハツの外側には固くて白い脂がついています。これらも表面を削るようにして取り除いて行きます。
ハツの内側には血管が通っています。しっかりと押し、血を出し、揉むようにして、水洗いしてください。
最後に流水で流し、キッチンペーパーなどで水分を取ってください。
臭みが気になる場合
臭みが気になる場合、牛乳に15分ほど漬け込み、洗ってください。
臭みが和らぎます。
美味しい食べ方
カットする
ハツはカットの仕方によって、触感を変え、楽しむことができます。(すべての肉に切る方向があります)
ハツの表面を見ると筋繊維の方向があることがわかります。
この筋繊維の方向に垂直にナイフを入れカットします。そうすると、繊維がほどけやすく、かみ切りやすいハツになります。
もう一つは、この筋繊維に対して、平行にナイフを入れカットします。そうすると、筋繊維をかみ切る形になるため、歯ごた
えがあり、弾力性に富んだ食感を楽しむことができます。
焼き方
今はダメですが、以前は生食として提供されていた部位ですので、さっと火を通します。
だだ、内臓でありますので、中まで火を通してください。
まとめ
赤身の淡白なお肉でコリコリとした食感が人気の部位です。独特の鉄分の香りがします。
脂のついている部分は塩だれ、脂の少ない部分は醤油ダレで食べると美味しく召し上がれます。
ビタミン、鉄分が豊富で脂が少ないため、美容、健康思考の方にもおすすめです。
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