霜降り和牛 サーロインステーキ の焼き方
今回は霜降り和牛肉、サーロインステーキの焼き方を紹介していきいたいと思います。
いろいろなサイトでサーロインステーキの焼き方を紹介していますが、いろいろと難しいですね。
ステーキは焼くだけ、とてもシンプルなのですが、細かいところをしっかりやっていかないと、味、食感が全く異なったものができてしまいます。
一つ一つの工程をしっかり行うことが大切です。
霜降り和牛肉のサーロインステーキといっても、薄切り、と厚切りに分けることができます。
当然ながら、薄切りと、厚切りでは焼き方が異なってきます。
それを一言、サーロインステーキを焼くでは、少し雑な気がしますのでそれぞれについてみていきたいと思います。
霜降り和牛の薄切りサーロインを焼く 1cm程度
霜降り和牛の薄切りサーロインを焼く 下準備をする
和牛肉にも薄いステーキ肉ががあります。とても火の通りが早いため、しっかり火の入りを見極めなくてはいけません。
まずお肉を冷蔵庫から出し、お肉の温度を常温にします。こうすことにより、焼きムラなく焼くことができます。
お肉を常温に戻したら、表面に出てきた水分をキッチンペーパなどでふき取っておきます。
フライパンにお肉を置いたときに、水分の蒸発 → お肉の加熱、ではなく、すぐお肉の加熱が行われるようにするためです。
ここで塩コショウはかけません。
霜降り和牛の薄切りサーロインを焼く フライパンに脂を引く
早速焼いていきます。
コンロに強火で火を入れ、フライパンを熱していきます。
フライパンが温まってきたら、牛脂を入れ、全体にまんべんなく広げなじませます。
脂を敷くことにより、フライパンの凹凸を埋め、脂を通して肉全体に火を通してくれます。
なじませ終わったら牛脂は取り出しておきます。
霜降り和牛の薄切りサーロインを焼く お肉を入れ焼いていく
フライパンから煙が出るほど熱したら、ステーキ肉をフライパンの上へ敷きます。
ここからは真剣勝負です。
余分な脂が出てきたら、キッチンペーパーなどで拭いてください。
肉の状態をしっかり見ていきます。
少しめくってみて、焼き目が付いたら、ひっくり返し返します。
または、お肉の表面に肉汁が出てきていると、火が通っていますので、ひっくり返します。
ひっくり返したら、火を止め、手早く塩、コショウを振ります。
ここで塩コショウを振るのは、最初に塩をかけてしまうと、脂で流れてしまいますし、最初に胡椒を振ってしまうと、焼いたときに胡椒が焦げてしまうからです。
アルミホイルをかぶせフライパンの余熱で中まで火を通していきます。
和牛の厚切りサーロインステーキ 3cm程度
和牛の厚切りサーロインステーキ 下準備をする
厚切りサーロインステーキはどうやって中まで火を通してゆくかが難しいお肉になります。
まず厚切りのサーロインステーキ肉を冷蔵庫から出し、温度を常温にします。そうすことにより、焼きムラなく焼くことができます。
厚切りサーロインステーキ肉を常温に戻したら、表面に出てきた水分をキッチンペーパなどでふき取っておきます。
フライパンにお肉を置いたときに、水分の蒸発 → お肉の加熱、ではなく、すぐお肉の加熱が行われるようにするためです。
ここで塩コショウはかけません。
和牛の厚切りサーロインステーキ 脂を引く
早速焼いていきます。
コンロに強火で火を入れ、フライパンを熱していきます。
フライパンが温まってきたら、牛脂を入れ、全体にまんべんなく広げなじませます。
脂を敷くことにより、フライパンの凹凸を埋め、脂を通して肉全体に火を通してくれます。
なじませ終わったら牛脂は取り出しておきます。
和牛の厚切りサーロインステーキ お肉を入れ焼いていく
フライパンから煙が出るほど熱したら、ステーキ肉をフライパンの上へ敷きます。
余分な脂が出てきたら、キッチンペーパーなどで拭いてください。
肉の状態をしっかり見ていきます。
少しめくってみて、焼き目が付いたら、ひっくり返し返します。
ひっくり返し、もう片面も焼き固めます。焼き固めたら、火を弱火にし、焼いていきます。
その間に、塩、コショウを振ります。
肉の状態をしっかり見ておきます。表面に2、3か所肉汁が吹き出てくれば、中まで火が通ています。
この状態がレアです。
レアで食べたい場合は、この状態になる少し前に火を止め、余熱で火を通し、レアの状態までもっていきます。
ミディアムレアの場合はもう少し加熱していきます。
加熱をしてゆくと、全体的に肉汁が噴出してくるのがわかります。この状態がミディアムレアです。
ミディアムレアで食べたい場合は、この状態の少し前に火を止め、ミディアムレアの状態までもっていきます。
盛り付けについて
盛り付けるお皿などは温めておいてください。
温かいお肉を冷たいお皿においてしまっては、そこから脂が固まってしまい美味しくなくなってしまいます。
まとめ
サーロインは、牛肉の王様と呼ばれる部位ですので、やはり皆さん焼き方にはこだわりがあるようです。
しかし、論理的に行けば、やはり塩胡椒を振るタイミングは、裏返してすぐがお肉になじみますし、胡椒の香りもたちますよね。
香ばしくも甘い肉と脂の香り。口に含めばカリっとした表面がはじけ、そして、かめばあふれんばかりの肉汁が口の中に広がる。
肉の王様と呼ばれる最高級部位、サーロインを、最高の焼き加減でお召し上がりください。
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