
ミスジとはどこの部位?気になるカロリーも紹介!
ミスジとは、ウデ部位の一部です。
ウデはミスジ、ウワミスジ、マクラ、サンカク、カタサンカクの5つに分割することができます。ミスジはその中の一つです。
骨の場所で言うと、肩甲骨の下です。トウガラシと骨を境にして隣り合わせの部位になります。
肩甲骨は平たい扇型のような形をしているのですが、扇の下側にあるのがミスジ、肩甲骨を挟んで上についているお肉がウワミスジになります。
霜降りの多い部位ミスジは、赤身の多い部位ヒレなどと比べると、カロリーが高く、100gあたり201Kcalです。
赤身の多い部位ヒレは、100gあたり133Kcalと低カロリーになっています。
霜降りが綺麗部位ミスジの肉質とは?
ウデはよく運動する部位であるウデは、筋肉質になり、筋が張り、固い肉質になる傾向があります。
しかし、ミスジはよく動く部位、ウデの中でも骨に近いためかあまり運動のしない部位であるため柔らかい肉質になっており、焼肉としても楽しめます。
また、ミスジの肉質はきめ細やかで、綺麗なサシの入るため、和牛では上質な霜降り肉を楽しめます。
肩甲骨を剥がし、骨肌を引くと、とても美しい霜降りを見る部位でもあります。
霜降りが綺麗なミスジの美味しい食べ方!焼き方とは?
ウデの中でも柔らかい肉質であるため、少し厚めにカットされていることが多い部位です。
網の上で、強火で5秒ほど両面をさっと焼き膜をつくります。その後15秒焼き、焦げ目をつけます。
裏返し、余分な脂を落としながら、焼いていきます。水分が少ない部位ですので、
焼きすぎるとパサつく恐れがあります。10秒さっと焼いてください。
ウデを分割してミスジを取る分割方法とは?
ミスジをウデから分割します。肩甲骨の脱骨は終わっているものとします。
ウデを裏返しにして、ウワミスジを取り、ミスジが見える状態にします。
ミスジは分割すると長方形の形をしている部位なのですが、この状態で見ると細長い扇型に見えます。
それはミスジが少しカタサンカクの下に潜り込んでいるためです。
そのため、そこにきおつけながら、まずカタサンカクと、ミスジの間にナイフを入れ、ミスジ側のスジに沿ってナイフを入れ横へ、そして奥へと開いていきます。
長方形を意識しミスジ側面のスジにナイフを滑らせ、扇型の開いているほうまでナイフを入れます(背中側)。
背中側は脂しかありませんので、ナイフを強く入れ脂を切断することで、ミスジ、カタサンカクを分割することができます。
霜降りの綺麗なミスジの整形とは?
ミスジの表面には肩甲骨の骨肌が残っています。それを引いていきます。
また、カタサンカク側はすじがあるのでそれも引いてきます。
ミスジステーキの場合中央部分をこのままカット。
焼き肉として食べる場合は、ミスジの真ん中に入っている大きなスジを引き分割します。
分割したミスジを、焼き肉用にカットしていきます。
まとめ
綺麗な霜降りが入り、柔らかい肉質のお肉です。そのため、ミスジステーキとして、ミスジを提供しているお店もあります。
また、焼肉とする食べ方もあります。霜降りが多い部分ですので、上記の「焼き方」を参考にして、上手に焼いてみましょう。
ミスジをスライスにして、すき焼き、しゃぶしゃぶにするという食べ方もあります。
黒鍋に霜降り肉が生えますし、濃厚で甘い脂のうまみをすき焼きという調理法が存分に高めてくれることでしょう。
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