らんなかの場所
らんなかはランプの一部です。
ランプは、らんかぶり、ネクタイ、らんぼそ、らんなかに分割することができます。
ランプは、もも(トックリ)の一部です。
イチボと繋がっていて、ランプ、イチボを合わせて、ランイチと呼びます。
らんなかの肉質
きめの細やかな赤身肉です。モモの中では柔らかい部位ですので、柔らかい部分を見て、ステーキにも用いられます。
らんなかの焼き方
少し水分を含んだ赤身肉ですので、レアを狙って焼いていきます。
強火で片面を30秒焼いていきます。表面に汗をかいてきたら、裏返します。裏返したら10秒焼き、弱火へ移し、余熱で火
を通しつつ、肉を落ち着かせます。
らんなかの取り方 ランプからランナカを取る
らんかぶりをとる
ランプを裏側にします。表面を見ると、脂のついている部分と、赤身の部分に分かれているのがわかります。
赤身の部分で少しヒダのようなお肉がめがねと呼ばれる肉です。
端のほうから指を入れると剥がれてきます。そこからナイフを入れ、形に添って切り離していきます。
この時、下にあるかぶりも一緒に取らないように注意します。
ネクタイをとる
らんかぶりの下に、ネクタイ、と呼ばれるうすく、細いおにくがあります。
らんかぶりを取った時と同じように、端のほうに指を入れると隙間ができますので、そこからナイフをいれ、形に添って剥がしていきます。
らんぼそ、らんなかにわける
ランプ肉の真ん中をみると、大きなスジが入っているのがわかります。このスジで、らんぼそ、らんなかがわかれています。
端からナイフをいれ、らんなか側にスジが残るようにナイフを滑らせ、開いていきます。
最後のほうは筋がうすくわかりずらいですが、そのまま下までナイフを入れ切り離します。
らんなかのむき方
ランボソと接していた面に太いスジが入っています。スジの厚い方からナイフを入れ、引いていきます。
次ににイチボとつながっていた面を見てください。真ん中に太いスジが入っているのがわかります。
スジの上側を開くようにナイフを入れ、半分ほど開きます。開いたら、スジを引いて行きます。
まとめ
ランナカは、らんぼその隣に位置し、きめの細やかな、しっとりとした上品な赤身肉です。
厚切りにし、ステーキとして使用されるほど、柔らかい部位です。
ステーキ、焼肉どちらでも美味しくいただけます。
きめの細やかな、赤身モモ肉の濃縮されたうま味を味わってみてください。
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