カレーや煮込みに人気に部位前スネとはどこの部位?
前スネとは、牛の前スネのお肉です。
牛はご存時の通り、四つ足歩行で歩きます。その四つ足のうちの前足、つまりは、顔側の足周りについているお肉が前スネです。
分割する部位の名称で言うと、ウデという部位の一部に前スネがついて、脱骨の際、ウデから切り離します。
カレーや煮込みに使える部位前スネの肉質と、カロリーとは?
前スネはよく運動する場所であるため、筋肉質で赤身が多く、固い肉質になっています。また、筋肉を動かすため多くの筋が入っており太い筋が何本も入っています。
赤身の濃厚な味が楽しめる場所です。カレーや煮込みにすると、柔らかくなり、美味しくいただけます!
またカロリーは100gあたり155Kcalととてもヘルシーです
カレーや煮込みに使える部位!前スネの取り方
枝肉からウデ部位を取り出す
半身の枝肉のあばら骨、6番目と7番目の間にのこぎりを入れ骨を切断、お腹側のお肉まではのこぎりを入れず、宙ぶらりんの状態にします。
ウデの骨にS菅を差し(上半身)、ワイヤーで釣り、残しておいたお腹側のお肉にナイフを入れ、枝肉を上半身と下半身へと分割します。
ウデ部位と肩部位の接続部分にシミのような跡があり、そこからナイフを入れ、ウデ部位と肩部位を分離します。
ウデから前スネを取り出す
ウデ部位の根本の右側に切れ目を入れ、そこから骨に沿ってナイフを下に引き、すね肉を骨からはづしてゆきます。
骨との間にナイフを入れるときれいに取れます。
先端に骨とお肉をつなぐ太い筋があるので、ナイフを垂直に入れ切断します。
左側にもナイフを入れ、骨に沿って下へ、同時に骨の下にもナイフを入れ、はぎとります。
カレーや煮込みに使える人気の部位 前スネのむき方
前すねは固く、カット、焼き肉としては適さない部位です。
そのため大体、ひき肉、カレー、煮込み料理として使用されることが多い部位です。
筋の多い部位ではありますが、ひき肉、カレー、煮込みとして使用するため、目立つ大きなスジだけを取り除きます。
前スネの先端には、骨とお肉をつなぐ大きな筋がありこれは取り除きます。
取り除いたスジはスジ肉としてストックしておきます。
カレーや煮込みに使える人気の部位 前スネの挽き方
前スネの太いスジを引き、ミンサーへ入るように細長くカットします。
挽くので薄いスジはひかず、歩留まりを良くします。
前スネは赤身が多いお肉で、脂がほとんどありません。
もう少しジューシーなひき肉を作るには脂の多い部位のお肉を足しながら挽く必要があります。
割合としては、8割赤身、2割脂の多い部位で挽きます。
少し脂が多いようでしたら、7割赤身、3割脂の多い部位、のようにします。
5:5では脂が多すぎ、トロトロになります。
米沢牛などブランド牛ですと、ほかの部位は足さず、そのままひき肉にし、提供することもあります。
まとめ
前スネは赤身で固いお肉であるため、焼き肉などには向きません。
軽くスジを引いてひき肉にするか、すね肉の煮込み、カレーなどで煮込むなどして、柔らかくして食します。
煮込みことにより、ほどけるように柔らかいお肉になり、濃厚な肉の味を楽しむことができるようになります。
値段お1Kgが2000円を切るという安さもポイント!
また、カロリーも控えめで、カロリーを抑えたい、余分なカロリーを取りたくないという人に前スネは淡白でおすすめの部位です1
お手頃に牛肉の濃厚な味を楽しめる!煮込みや、カレーに人気なわけですよね!
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