センマイってどこの部位?
センマイとは牛の第三の胃を指します。
千枚ありそうな内壁が、名前の由来といわれています。
センマイの下処理の仕方
お店で提供されるセンマイさしなどは白い色をしていますが、何も処理をしていないセンマイは、灰色をしています。
それは、センマイの表面を灰色の皮が覆っているためで、これを取る必要があります。
お店によっては、この黒い皮を取らずに、黒センマイとして提供しているお店もあります。
黒い皮をむいたセンマイを白センマイといいます。
黒センマイ、白センマイ、もとは同じ部位です。
センマイを洗う
センマイは生で食べることができません。しっかりした処理をする必要があります。
まず、センマイを洗っていきます。センマイには多くのヒダがありますのでその間にある汚れを水で洗い流してゆきます。
一枚一枚丁寧に。
ヒダを洗い終わったら、ヒダがあるほどは反対側のつるつるした面を洗ってゆきます。
ここは水を流しながら、タオルを当てて洗っていきます。
センマイをゆでる
鍋に水を張り沸騰させます。沸騰させた湯にセンマイを入れ、2~3分ゆでていきます。
湯で終わったらざるにとり、氷水へ入れておきます。
このままカットすると黒センマイです。
センマイの黒い皮をむく
ゆで、氷水へさらしたセンマイの表面に、スプーンを当て、こすってゆきます。そうすると、黒い皮がはがれてゆきます。
結構大変な作業で、一枚を真っ白にするのに40分程度かかります。
センマイの美味しい食べ方
センマイというと、センマイサシが有名です。そして、抜群においしいです。
しっかりとした処理をしたセンマイを細切りにし、ボンズや、辛子酢味噌などで食べます。
コリコリとした食感と、さっぱりとした味が、おつまみに最高です。
まとめ
センマイは4つの胃の中で最もカロリーが低く、そして、安く手に入ります。
その割に、亜鉛が豊富で、体の健康調整に役立ちます。
男性にとって亜鉛は重要な成分であるため、そういった意味で、センマイを食べる方もいらっしゃいます。
センマイサシがやはりおつまみとして最高ですので、さっぱりとした味と、コリコリとした楽しい食感を味わっていただきたいと思います。
今まで食べたセンマイの中でココのセンマイが最高に美味しかったです!
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